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2019/09/03 21:45

地域プロデューサーとして1年半活動し


行政を支援する中で、町の明確な課題がありました。


第1世代(80歳以上)が現場から引いてから


有機農業の新たな付加価値がつくれていない


私は、プロデューサー目線から数ある地域資源の中から


1)先見性、先駆性
2)持続性
3)発展性
4)市場性
5)国際性


という5つの観点をもち関わってきました。


そこで見えてきたのが、高畠町は一昔前


有機農業発祥の地(1973〜現在まで48年間の実践)


と呼ばれてことが明らかになりました。


<参考書籍>
1、高畠学

2、耕す教育

3、いのちの教育


私「これこそが今、日本に必要な地域資源だ!!!」


と私自身の教育経験から確信して


当時の先駆者(第一世代)や第二世代、第三世代に


ヒヤリング調査を重ね、彼らの思いを叶える


プロデュースの形を構築しました!!


それが、新企画「たかはたオーガニックラボ」


町の有力団体が勢ぞろいする


高畠町有機農業推進協議会が主体となり


町と連携した事業となるようにハンズオン支援!!


さらに、肝となるプレイヤー(事業者)たちの


意識醸成も同時進行で実施!!


1、実行委員会向けの研修会

①圃場研修
高ミネラルな土壌づくりを学ぶ
(講師:菊地農園 菊地良一)


②食卓研修
高ミネラルな食卓を学ぶ
(講師:米沢栄養大学栄養学部 加藤守匡教授)


3、メディア発信
なぜ高畠町に来たのか?
地域プロデューサーとはなにか?
(取材:山形テレビ)



日本の教育問題の最前線で「再生教育」に携わる
「食と食卓の荒れ=問題行動」であることに気づく。
1)不登校児(非行・ひきこもり)


2)戦災孤児(戦争で親を亡くした子どもたち)
スポーツの力で教育再生



アジア、アフリカを中心に12カ国で教育事業に携わり


日本人が目指すべき「もう1つの教育」に気づく。


それが「いのちの教育」だった。





人間の「いのち」が軽視される時代だからこそ


本来、最も大切にされるべき「いのち」を見直す場が必要。


そのモデルとなる震源地をつくりたい!!


そして


「日本の田舎が、その役割を担えばいい。


面倒見の良い70歳、80歳の祖父母が


知恵を孫世代へ継承する交流が若者たちに


自分の居場所を見つけ、生きる力になる!」





あくまでも地域の課題を捉え


それをこれまで解決できなかった方法を知り


ブレイクスルーを引き起こす新たな枠組みづくり!!


それが「高畠町の強みである有機農業 × 私の強みである健康教育」


ここから全体構想・設計した、今回のオーガニックラボになります。


それと、ここまで来るには、、、


仲間たちとの協働・共創なしにはありえませんでした。


①よこはまの谷本塾長との協働企画(8月5日〜7日)



②九里学園の鈴木精先生との協働企画(4月1日〜来年3月末まで)



③大越編集長の協力(11月出版に向けて)



④次の高畠有機農業を担う若手リーダーたち(8月から若手中心による実行委員会事務局を発足!)



「若い力、よそ者の力、ばか者の力」を最大限に引き出して


11月2日には、「本物の力」へ。